お肌の基礎

ニキビの前に肌について学びましょう

お肌の基礎知識を知る

肌の構造を知る

肌は、「皮下脂肪」の上に「真皮」、その上に「表皮」が重なる構造になっていますが、私たちが“肌”と呼んでいるのは「表皮」です。

皮下脂肪
一番奥にある「皮下脂肪」。これは皮膚の張りに大きな影響を与え、若々しさを保つ為にはとても大切なものですが、多すぎると肥満の原因にもなります。

表情筋 
「表情筋」は、顔の表情を作り出すのに必要な筋肉で、顔中に張り巡らされています。皮下脂肪はこの筋肉にぶら下がるように存在しています。表情筋は、無表情や加齢が原因となり衰えていきますので、常に表情を豊かにし、意識して表情筋を動かす事で若々しさを保つ事が出来るのです。

真皮
「真皮」は、表皮へ水分や栄養分を補給し、皮膚の弾力を保つ役割を持っています。また、神経が張り巡らされていたり、皮脂

表皮の構造
「表皮」は、外部からの刺激の侵入を防ぎ体内の水分を保つ皮膚のバリア機能の主役です。その構造は更に「基底層」「有棘層」「顆粒層」「角質層」と分かれていて、それぞれの役割をしっかり果たして美しい肌を保てるようになっています。

基底層(表皮の一番奥にあります)
表皮に一番内側にある層で、新しい細胞を作るために常に細胞分裂をしています。紫外線の影響を受けてシミの原因になるメラニン色素もここで作られます。

有棘層
基底層で作られた細胞はここで丈夫な組織を作っています。この細胞の間をリンパ液が流れながら酵素を作り、また基底層で作られたメラニンやランゲルハンス細胞は紫外線や異物の侵入も阻止しています。

顆粒層
この顆粒層を形成する細胞の中には、ガラスのような性質の「ケアトヒアリン顆粒」が含まれていて、紫外線を散乱させ体内への侵入を阻止する役割を担っています。

角質層 (表皮の一番表にあります)
角質層は、物理的また、化学的な強い刺激から身を守ろうとします。しかも柔軟性を持っている鎧(よろい)のようなものなのです。肌の表面に近づくごとに結合力が弱まり、最後には垢(あか)となって剥がれ落ちて行きます。

皮脂膜とは

肌の表面は「皮脂膜」という薄い天然のクリームがおおっていて、水分の蒸発を防ぎ潤いを保ち、滑らかにする働きがあります。この良質なクリームは洗顔で落ちてしまいますが、5~10分でまた再生すると言われていて元の良質なクリームが肌を覆います。

この皮脂膜が壊れると乾燥してしまい、ニキビのもとになる有害な細菌を定着・増殖させることになってしまいますが、洗顔する事でこの「皮脂膜」自体をいったん肌から無くすことで細菌も一緒に落とすことが出来ます。

肌の働きとしくみとは

皮膚は内側から真皮、そして表皮、と言う二つの異なる層で構成されていて、その厚さは真皮と表皮あわせて平均1.4程と薄いものです。

「表皮」の構造や役割については『肌の構造』でご紹介しましたので、ここでは更に内側にある「真皮」についてご紹介しましょう

真皮

「表皮」の働きが潤いなら、「真皮」の働きはズバリ“弾力”です!真皮は繊維性タンパク質のコラーゲンやヒアルロン酸などが含まれた、例えるとスポンジのようなものです。

「真皮」は強い弾力性を持っていて、顔の表情や皮膚の屈曲等の運動面にも大きく関係があります。血管とリンパ管が繊維組織とヒアルロン酸で満たされた真皮の中を通り、表皮細胞へ栄養を運びます。分泌(汗腺皮脂腺)、感覚(毛神経)とそれぞれの相互作用でこの能力を発揮しています。お肌のハリや弾力はここで決まります!

肌の色について

白い陶器のような肌は女性の憧れです。透明感のある白いきめ細やかだと、服が映え、年齢も若く見られます。同じ日本人でも肌の色は人によって色々です。肌の色を大きく左右するのは黒い色素のメラニンの量で、それによって肌の色が決まっています。

メラニンは紫外線から皮膚を守る働きをします。その為、メラニンの量が少ない色白の人は日焼けをすると、肌が炎症を起こし赤くなります。黒く日焼けはしません。つまり色白の人は紫外線に対する皮膚の防御機構が弱いといえます。

色白の人はもちろん、色黒の人もさらに黒く日に焼こうとするのは、しみ、しわ、皮膚癌の原因になると言われているため、日焼け対策など十分気をつけましょう。